蓋を開けてみると、今回はAucklandでの2回目、長期ということもあってか、前回ほどの方にいらして頂けなかったようです。
もちろん、土日はやっていなかったので、なおさらですね。
それでも、6週間という長期でこういうことをやることはどういうことか、というのがはっきりとわかりました。
これは、今後の写心展開催において、とても大事なことに気付かせてくれることでした。
僕が現場にいる時は、大概どなたかがいらして下さり、時間のある方とはじっくりとお話しさせて頂きました。
友達、仕事関連の方、2回目の方、初めての方、数年振りにお会い出来た方等々。
そして、今回特筆すべきこととしては、数人の方が日本から見にいらっしゃったこと。
僕の写心展を見に来るために、と言いたいところですが、残念ながらそうではなく、それぞれの滞在目的にちょうどタイミングがあったようで、来て頂けました。
どういう理由であれ、こうやって来て頂けるのは有り難いことです。
そして、一昨年から始めた写心展が定着し始めたのかな、とも思っています。
展示写真については、思ったよりも好印象で、嬉しかったです。
・普段見ているAucklandとは違って見える。
・まだ行ったことのない場所もあるので、そこに行ってみたくなった。
・あそこがこういう風に見えるんだ。
・色がいい、構図がいい。
等々、身近だからこそ、見えていなかったものが見えた、という方が多かったようです。
人気があったのは、今回テーマ写真として使った、Aucklandの町と空、でした。
あと、意外にも、花の写真を気に入って頂けたようです。
Aucklandには、南島のような壮大な景色はあまりありませんが、しかし、ここにはここのよさがあり、それを再発見して頂けたのであれば何よりですし、その僕の意図が伝わったのであれば嬉しいです。
また、自分で言うのもあれですが、Aucklandの魅力が十分出た、バリエーションのある写真群ではなかったか、と思っています。
あと、ちょっとした企画もありました。
上記写真の所にも書きましたが、「Auckland
Quiz」として、10個のAucklandに関するクイズを写真の下に貼っておきました。
来て頂けた人に楽しんで頂ければ、という思いと、別の目的もありました。
出来れば、この学校の英語クラスで使ってくれたらな、と。
その僕の裏目的に応じるように、昨年、色々とお話しさせて頂いた先生が、授業でこのクイズを使ってくれました。
何もそういう話はしていなかったのですが、その先生がそういうクイズに気付いてくれ、僕の意図を汲み取ってくれたのは本当に嬉しかったです。
と、こういう感じの写心展でした。
回数を重ねれば見えてくるものがあります。
また、この写心展開催中に、とても悲しいChristchurchの大地震がありました。
そういうことからも通して、自分のやりたいこと、出来ること、僕にしかできないこと、色々なことが見えてきました。
いつまでこういうことが出来るかわかりませんが、色々な方にニュージーランドという場所を知って頂く、より身近に感じて頂けるようなことが出来れば、と改めて思った次第です。
ネタはまだまだあります。
無理なく、出来る範囲内で、知恵を振り絞って継続出来たら、と思っています。
来て頂いた方、そして、気に掛けて頂いた方、本当に有り難うございました。
心より、お礼申し上げます。
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