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Photographer Masaya Oharaが企画するグループ展。

フォトグラファー生活十周年記念企画
Photographer Masaya Oharaと金の卵達
『心作』展

これから脚光を浴びる金の卵達。
Photographer Masaya Oharaは、この金の卵である二組を応援いたします。
(お二組にとっては初めての展示会です。)
そして、是非、皆様の手で育ててあげて下さい。皆様の一言が、励みになります。

心作、新作、信作、真作、親作、清作、深作・・・
色々な「しんさく」が皆様をお待ちしております。


ここで展示される作品の中に、きっと皆様のお気に入りが見つかることでしょう。
ご自分へのご褒美、お友達、ご家族へのプレゼントにいかがですか?
世界に一つしかない限定アイテムばかりですので、お早めにどうぞ!

ここで私が展示会をすると、「ついつい長居してしまう」「心地いい」「元気が出る」等々、色々な感想を頂いています。いつも以上に長居して、心地よくなって、元気になってお帰り下さい。
そして、脳を目一杯刺激し、インスピレーションを得て下さい。


今回のポスターです。

場所:Gallery 葉 kobe
期間:2012年10月18日(木)~22日(月) 11:00~18:30

10月22日に無事終了しました。
いつもと違った雰囲気の中、来場者の皆様には楽しんで頂けたようです。
本当に有り難うございました。
そして、気に掛けて下さっていた皆様、本当に有り難うございました。
残念ながらいらして頂けなかった方、その時の様子をご覧下さい。
いらして下さった方、あの時の雰囲気を思い出して頂ければと思います。

 

【グループ展会場写真集】

今回は、グループ展ということもあり、いつもの写心展とは違った雰囲気になっております。
それをこれら写真から感じ取って頂ければと思います。
それでは、ご覧頂きましょう!

いつもの表の看板。

ショーウインドウ。

入ったところに、参加作家の自己紹介文。

まずは、僕の写真がお出迎え。
板のところに飾っている写真1枚だけ、ちょっと違う飾り方を。後述。

芳名用紙、他、宣伝資料を置いています。

「感じて・・・」という題名の3枚の写真。
皆さん、それぞれに感じて頂けたようです。

正面から。

花が一面に咲き乱れている写心群。
そうそう、今回は「花」が主役。
更に、NZの花だけではなく、日本の花も取り混ぜたので、また違う雰囲気になっていました。

ここに来ると、ガラッと雰囲気が変わります。
他の3組の作家の作品群。

まずは、絵本作家のkayoさんの絵と絵本(机の上)。
壁に掛かっている大きな絵は、kayoさんが高校の時に描いた油絵。
絵本とはまた違ったテイストで、これはこれでとてもいいと思います。
彼女にとっての原点のようです。
残念ながら、イラストの木原さんは、会場に来ることは出来ませんでした。とても残念。

これら絵本、とっても評判でした。
見ていてホノボノする絵本群。
ほとんどの来場者から、どうして売らないの?と言われていました。
次、何らかの形で展示会に参加する時は、是非、ほしい!という人にお譲りできればいいですね。

そして、草木染めの宇賀田さんの作品群。
たくさんの女性の目を虜にしていました。
また、毎日、何らかの形で飾り付けを変えていましたよ
色とりどりの染め物を見ていると、いい刺激になります。

原料実物も置かれていて、へー、これがそういう色になるの、と来場者を感心させていました。
そして、スライドショーでは、宇賀田さんの住んでいるエリアの写真が流れていました。

戻って、壁一面は僕の写心群。
ここは、今回の中でのお気に入り写心群。
2枚一組にして、題名を付けて展示。
一番左端の写真は、プロになる前に、マレーシアで撮影した蓮の花の写真。
意外にもこの写真が人気で、ちょっと複雑な心境でした。(苦笑)

入り口方面の風景。


1枚だけ飾りを変えたというもの。
京都嵐山の春の景色。結構人気があったようです。
せっかくなので、和の雰囲気の飾り付けを、と思って、宇賀田さんから草木染めを借りて飾ってみました。
これが、バージョン1。


これが、バージョン2。
そうそう、こういう風に本当は飾りたかった!というものです。
何枚か背後に垂らして、写真を飾りたかったのです。
この染め物の光の透け具合がとてもよく、評判がよかったです。
ちょっとした飾り方の違いで見え方も雰囲気も変わるので面白いです。


AK様、かわいいお花を有り難うございました。

 

【思ったこと色々】

今回は、フォトグラファー生活十周年記念企画として、グループ展を開催。
常連さんからは、いつもと違う雰囲気を楽しんで頂けたことと思います。
せっかくだから、ということで、僕の飾る写真は、いつもの風景写真とは違うものにしようと思いました。
これまで、時々出していた花写真。結構評判よかったので、今回は草木染めがあるということで、花写真にしてみました。
NZの風景写真を見慣れた常連さんは、いい印象を持った方もいたでしょうし、戸惑いを覚えた方もいらっしゃるかもしれません。
僕としては、いつまでも同じような写真をお見せする、というのも面白くないので、今回のような試みはよかったと思っています。
更に、NZの写真だけではなく、日本の写真も織り交ぜました。
いいアクセントになっていたと思うのですが、さて、いかがでしたでしょう?
日本の写真もまだまだあります。今後、色んなテーマの中で、そういう写真群をお見せできればと思っています。

僕のいつもの気付いた点を書く前に、各作家さんからコメントをもらったので、それをご覧下さい。

まずは、草木染めの宇賀田さんから。


今回のグループ展での経験は、これからの私の生き方に大きな影響を与えるものだと感じています。
期間中、様々な人に出会い、お話をすることができました。会話の中で、今の自分の未熟さを再確認し、これからやらなければいけないこと、よく考えないといけないことをたくさん見つけることができました。
あまりの自分の未熟さに恐怖を感じることもありましたが、多くの課題を認識し、たくさんのヒントを得た今、やりたいことでいっぱいです。

大原さんとのご縁は、私の妻である幸子が、今年の春に大原さんの個展に偶然入るところから始まります。
そのとき、妻がなんとなく誰かに渡したいと感じて買った花を、大原さんにプレゼントしたということを聞いています。

この出会いが、今回、私につながりました。

これは単なる偶然ではなく、必然的なものを感じます。
なんだか今の私に必要な経験が、このグループ展ですべて用意されていたかのようにも思います。
脱サラをしてはじめた草木染め、稲作の仕事が、自分にとってやるべき仕事であったから、今回神戸にくることができた思うと少し自信がわいてきます。

最後に、この機会を与えてくださった大原さん、一緒に出展したkayoさん、木原さん、オーナーの倉松さん、きっかけを作ってくれた妻、そしてグループ展に来ていただいた皆様に心から感謝いたします。


次に、絵本作家のkayoさん。

今回、初めて自分の作品を一般の方に見ていただく機会を頂き、色々な角度からコメントを頂きました。はじめはドキドキしながらお客様の反応をみていましたが、その中でもっと絵本を描いて販売して!というお声には素直にとても嬉しかったです。
そのような前向きな意見は私にはすごいパワーになりました。自己満足だけで終わっていたかもしれない作品たちが、一人でも多くの誰かの心に残るというきっかけになるんだという自信に繋がりなりました。
パーティでは年齢、職業関係なく個々の意見を交換する場となり、一つの物事にこだわりすぎず吸収力と発信が大事だなと改めて気づきました。同時にNZにいた時もやはり一期一会の出会いが私を成長させてくれていたなぁと思い出しました。
    
今後どのように活動するかはっきりとしたビジョンは定まっていませんが、今回のグループ展で得たパワーで絵を描き続けていきます。
大原さん、宇賀田さん始め、今回グループ展に関わってくださった方、本当にありがとうございました。とても楽しかったです☆★☆



お二人とも、それぞれに得るものがあったのであれば幸いです。
展示会をすると、色んな方から色んな感想を聞けますし、場合によってはアドバイス、人生論なんかも聞けます。
そういうことがあるから、こういう展示会は止められないのです!

さて、今回のグループ展で気づいたことを色々と箇条書きにしてみます。

  • 今回のグループ展は、どちらかと言えば、お二人のためにあったようなものでした。
    宇賀田さんにとっては、更なる向上のための出会い。かよさんにとっては、「それ」を始めましょう!ということだったのではないかと。
    僕にとっては、このグループ展を切っ掛けにして、違う広がりがありました。さて、どうなるやら・・・

  • 写真のところで少し書きましたが、常連さんには、いつもと違う写心群に驚かれていたようです。
    色々と思われたでしょうが、僕としてもいつまでも同じ、という訳にもいかず、色々な試みをして、いい意味でも悪い意味でも、皆さんの期待を裏切られれば、と思っています。もちろん、できるだけいい方で!

  • いつものようにシンクロニシティーが。
    関連する人達がどうしても集まるんですよね、ここには。
    同業者の方、何かに関連している方達。
    一番驚いたのが、「たまたま」なのでしょうが、同じ筋にある「花屋」さんが、会場のオーナーに挨拶にいらしたこと。
    残念ながら、オーナーはいらっしゃらなかったので、代わりに話を聞いたのですが、なんとその花屋も僕と同じ十周年!
    そして、知って知らずか、僕のこの花の写心展にいらっしゃったのです。
    このシンクロニシティーは結構ビックリしました。
    以前から、そういう話をしていましたし、今回参加されているお二人にもその話をしていました。
    それが実際に目の前で展開されているのを見て、お二人は、さて、どう思われたのでしょう?

  • 初日はぐずついた天気。しかし、それ以外はいい天気に恵まれました。
    が、週末に関しては、それが違う方向に働いたようです。
    この時期、イベントがあちこちであるようで、そちらに出掛けられた方も多いようで。

  • 常連の大学生の子が、前回買ってくれた写真を、アパートの玄関に飾ってくれていると聞いて嬉しかったです。色々と飾り方も工夫してくれているようです。

  • 今回も一杯人生論を話しました。

  • 今回、今までずーっとやってみたいと思っていたことをしました。
    それは、パーティー。
    展示品を見ながら、楽しく飲み食いし、談笑できればな、と。
    ギリギリまで参加者は増減しましたが、最終的には作家を入れて、15名。
    理想的な人数でした。
    僕の方で用意したものは、NZから持ち帰ったとっても美味しいお勧めのワイン!
    それらに加え、大沢ワインズという、Napierにある日本人経営のワイナリーの営業さんがワインを差し入れして下さり、それを皆さんで飲ませて頂きました。
    皆さん、美味しい美味しいと言って飲んでいました。ここのワイン、本当に美味しいので、お勧めですよ!
    もちろん、日本でも買えます。有名どころでは、いかりスーパー。
    「DOTS」という名前のお手頃ワインがあります。もし可能なら、「Flying Mouton/Flying Sheep」のシリーズか、「Prestige Collection」シリーズや「Winemaker's Collection」シリーズを飲んで頂きたいです。
    後者になるほど、お値段は高くなりますが、とても品のいい、飲みやすいお味になります。
    大沢ワインズ、お勧めですよ!知っていないと損します。(笑)
    そして、日本では食べられない貴重なディップ、チーズ、クラッカー。特にディップは、日本にはないものばかりで、初めての味に、皆さん喜んでいました。
    他にも、皆さん大好きというTimTam、向こうで売られている面白い煎餅。それに加え、オードブルとソフトドリンク。
    食べ放題、飲み放題ではなかったですが、十分な量だったではないでしょうか?
    さて、どうなるか?と思ったら、開始してすぐにもう盛り上がり始めました。ほとんどの人達が初対面だったのに。別に僕がその場にいなくてもよかったような、というくらいでした。(苦笑)
    仕事でも繋がりそうな人達もいて、皆さんが盛り上がっているのを見て、僕も嬉しくなりました。
    そして、お帰りの時には・・・これは秘密にさせて頂きます。
    このパーティー、やって正解だったので、次はちょっと趣向を変えてやってみたいと思っています。
    次は次で、また違う盛り上がりをすることでしょう。
    ご参加頂いた皆様、有り難うございました!大沢ワインズさんも有り難うございました!!

  • グループ展とは関係ない、どうでもいい話です。
    今僕がやっている健康法に関する本を置いていたら、興味を持ってくれる人達がいました。
    それを切っ掛けに、益々健康な生活が送れますように!

  • 今回の展示会場で使用した音楽。いつもと違っていました。
    最近はまっている、屋久島の清流音を流しました。
    今回は、花写真、草木染め、ということで、そういう自然の音がいいかと思って。
    これがとても評判よく、私もほしい!という人が続出。
    音楽と違って何も邪魔されないので、超お勧めです。普段は、家での仕事中に流しています。
    是非、購入してみて下さいね。絶対に損はありませんので。
    屋久島 癒しの清流音CDブック。   ゆほびか 2012年02月号 屋久島の清流音CD付き
    どちらも値段はとても手頃です。両方とも違うので、両方買うのがいいと思います。在庫限りですのでお早めに!

  • 今回は、ものすごく大きな教訓が。
    僕が主催なので、この会場に来ない、ということはまずあり得ません。しかし、万が一、ということも考えて、僕が来なかった時の会場の開け方をお二人にお話しておきました。
    最終日。荷物を引き上げるため、車で会場まで来ました。が、高速道路は大渋滞...かなり時間には余裕を持って出ていたのに、それを超えるほどの渋滞。
    途中で間違いなく開場時間には間に合わないと思い、宇賀田さんに連絡し、会場を開けるようにお願いしました。
    もし、初日に会場の開け方をお話していなかったら・・・
    どこで何が起こるか分からないので、「大丈夫だろう」で動くのではなく、「もしかしたら」で動くのが大事だな、と思いました。
    幸いだったのが、個展ではなかったこと。グループ展だったから、時間通り開けることが出来ました。
    別の教訓としては、これがもし、撮影の仕事だったらどえらい問題になったな、と。
    日本では、車での移動は極力控えた方がいいというのがよく分かりました。
    電車と自転車、この2つがベターなようです。もちろん、電車も何かあると動きませんが、僕が住んでいるエリアは複数の路線が走っているので、車よりは随分マシだと思います。
    こんなことは初めての経験だったので、いい勉強になりました。

  • これもいつも通り、最終日の閉めるギリギリの時間に、お客様が。
    終了5分前まで、今回はそういうのはないだろう、と思っていたのですが。
    嬉しいことです。

いつもと違う展示会。
それを見て頂けなかった皆さんには残念に思います。
もう二度とない展示会ですから。例え同じメンバーであっても。
出会いだけではなく、展示会も「一期一会」なのです。

次は何が出てくるか?どうぞ楽しみにお待ち下さい!



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