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写心職人、大原正也の11回目の写心展。

『写心 of はる、うらら』

はるはうきうき
はるうらら。
こころおどりて
ゆめひらく。


ニュージーランドと日本の春の写心。
春になると心がウキウキしますよね。
その気分を更に盛り上げるために
とっておきの写心をご用意しました。
新たな試みで写心を展示する予定です。お楽しみに。

「ついつい長居してしまう」「心地いい」「元気が出る」等々、色々な感想を頂いている写心展です。いつも以上に長居して、心地よくなって、元気になってお帰り下さい。

ポスター

場所:Gallery 葉 kobe
期間:2013年3月29日(金)~30日(土) 11:00~18:30、31日(日)11:00~16:30

3月30日に無事終了しました。
開催期間が短かったですが、新たな試みを色んな方に見て頂けました。
本当に有り難うございました。
そして、気に掛けて下さっていた皆様、本当に有り難うございました。
残念ながらいらして頂けなかった方で常連さんは、いつもと違う雰囲気をご覧下さい。
いらして下さった方、あの時の雰囲気を思い出して頂ければと思います。

 

【個展会場写真集】

今回は、新たな試みを実施しました。
この写心展に来て頂けた方々からの刺激を受けて。
常に何かをしていきたい僕としては、こういう試みはいいことだと思っています。
それでは、ご覧頂きましょう!
(うっかりしていて、表の看板やディスプレイを撮り忘れました...)

入ってすぐ左側は、自己紹介の壁。
今回は自己紹介ではなく、自分自身を他己紹介にしました。

入り口側から会場内を見たところ。

入り口側の写心群。
右側は、急遽飾ろうと思って飾ったものです。

ビジターズ・ブックやお持ち帰り用資料置き場。

正面から見たところ。

右側の壁。

写心集群。
今回は、ポートレート写心集、日本の春や秋の写心集、仕事写心集(料理・建物)を新たに加えました。

奥から入り口方面。

一番大きな左側の壁。
ここにはいつも、自信作を飾っております。

今回の新しい試みのご紹介。
ずーっと、写真を飾るフレームについて考えていました。
市販のフレームは、どうも自分にはしっくり来ない。
だったら、自分で作ってしまえ!と思って作りました。
完全手作り、一点ものです。
これもひとえに、写心展にいらして下さった色んなアーティストの皆様の影響のお陰です!
どういうものか、一部を見て頂きましょう。

写真では伝わりにくいのですが、フレームの表面はざらざらしており、また、立体感もあります。

ご覧の通り、同じフレームは一つとしてありません。

ちょっと言い訳がましいですが、10枚のフレームを3日間で作成。
よって、細かい調整がきちんと出来ていないです。
次回は、写真に合った色遣いをしたいと思っております。
何で出来ているかは、秘密です!
次回も出しますので、是非、現場でご覧下さい!!

これが今回の一番人気でした!
今回の帰国ですぐに撮影に行った、比較的近所にある梅林のかわいいお地蔵さんの写真です。写っている花は、梅です。
和の雰囲気を出したく、簾式にしてみました。
対の写真(西洋風)として、左横に横浜で撮影した桜とマリア様の写真を置いていたのですが、そちらよりもこのお地蔵さんの方に皆さんの目がいったようです。

今回は、NZの写真は、新しい試みのフレームで、日本の写真は、和紙で作ったフレームで飾りました。
さて、いかがでしょう?
この嵐山の写真も人気がありました。


ご覧頂いたように、写真の枚数も減っております。
シンプルに、展示写真に集中して頂けるように、ということで、展示写真を厳選しました。
そのお陰か、ギャラリーっぽくなっていると思います。(笑)

諸事情により、写真はないのですが、Y様には果物メロンを花の形に彫刻したものを頂戴しました。
有り難うございました。

 

【思ったこと色々】

今回から、写真の数で勝負ではなく、シンプルに、また、新たな試みを実施しました。
上記に書いたとおり、写真のフレームは自作で一点もの。
短期間で作った割には、それなりのものが出来たと思っております。
これを更に推し進め、より芸術的なものにしていきたいと思っております。
こういうことが出来たのも、色々な方に写心展に来て頂け、刺激を受けたお陰です。
本当に有り難うございます。
また、展示写真は、NZだけではなく、日本の写真も展示。
今までは風景写真でしたが、今回は花の写真がほとんど。
よって、見え方がずいぶんと違っていたと思います。

さて、気づいたことを色々と箇条書きにしてみます。

  • 初日は、なんと、遠方から2組の方がいらっしゃいました!
    最初のお客様でもありました、横浜からのお二人。
    何の予告もなくいらして下さり、正直ビックリでした。(笑)
    じっくりとたっぷりとお話できました。
    2組目は、前回グループ展でご一緒させて頂いた、宇賀田さん。草木染めと無農薬のお米を作っています。
    てっきり、関西で営業でもするのかと思いましたが、とても嬉しいことに、僕のこの写心展を目的にいらして下さったのです。
    本当に有り難いことです。
    お互い、芸術をやっている身。刺激し合い、切磋琢磨できれば、と思います。
    ちなみに、宇賀田さんはお米も作っていらっしゃいます。無農薬、少し農薬を作ったもの。
    去年が初物でしたが、全て完売されたようです。
    今回、買うタイミングを逃しましたが、次回は買いたいと思っております。

  • 「はる、うらら」という題名に惹かれて、新聞を見ていらっしゃった方がおり、嬉しかったです。
    最終日には、2名のご婦人がA新聞を見ていらっしゃり、じっくりと僕の写真を見、色々と質問、感想を述べて下さいました。
    あそこまでじっくり見て頂けると、本当に嬉しいですね。
    閉める少し前までいらっしゃいました。

  • 仕事をご一緒にさせて頂いている方、姫路でお会いした方、友達、常連さん、本当に気に掛けて頂いて、とても嬉しいです。

  • 気になる新しい試みのフレームですが、一般の方には評判はとてもよかったです。
    もちろん、人によって色々と評価はありました。
    色と写真が合っていない。でも、人によってはそんなことない、とてもいい、と言ってくださる方もいて。
    こういう芸術ものって、本当に色んな評価のされ方をするんだなぁ、というのがよくわかりました。
    アート系の方からは、正直不評でした。(苦笑)
    色んな観点があるのですが、それは仕方ないと思っています。
    自分自身を慰めるつもりで書きますが、僕は絵に関してはド素人もド素人。それで、3日間で10枚のフレームを作成し、そんなに悪くない状態に仕上げられたので十分だと思っています。
    もし、これが最初で最後ということであれば、確かにいい出来映えではないかもしれません。
    でも、僕はまだまだこれから。進歩発展させていきます。
    作ってみて、色々と新たな発想が出てきました。絵そのものを描く、というのもそうですし、写真と絵とフレームの融合というアイデアも出てきました。
    こういう発想を更に推し進めていきたいと思っているところです。
    どういう評価であれ、出さなければ評価されませんからね。出してよかったと思っております。
    ちなみに、このフレーム、種明かしをすると、皆さん驚かれていましたよ。二度ビックリの仕掛けです!
    是非、皆さん、現場でご確認ください。

  • 今回は、意図的に短い開催日程にしました。
    人の流れがどうなるかと思いまして。
    自分なりのデータが出たので、これを次に反映させたいと思っております。

  • 土曜日にパーティーを実施しました。
    秋の時は大人数で、とても賑わいました。
    しかし、今回は7名と少なめ。
    数字を見ると寂しく感じるかもしれませんが、少ないなら少ないなりにきっとそういう会になる!という確信がありました。
    実際にその通りで、少ないなりの良さがあり、親密に、初対面同士の皆様であっても、楽しくお話されていました。
    予想外だったのが、ワインの消費量。
    妥当な量を用意したつもりでしたが、あっという間になくなり、追加購入することになりました。
    人数ではなく、どれだけ飲む人が集まっているか、ですね。(笑)
    今回お出ししたワインの中に、日本人がオーナーのNZワイン「大沢ワインズ」がありました。とても好評でしたよ。
    皆さんにも是非、飲んで頂きたいです。
    次回もやればきっと、また違う会になると思っているので、またやってみたいと思っております。

  • 日本の写真は、意外とウケはよかったです。
    風景写真ではなかったので、NZ写真との相違も少なかったと思います。
    今までは、NZ写真が主だったので、それが目的の人には物足りなかったようです。
    逆に、NZに馴染みのない人には、日本の写真の方に親しみを持って頂けたようです。

  • 気づいた方はどれだけいらっしゃったかわかりませんが、基本的には同じ場所に飾っている写真は、何らかのテーマで対にしました。
    ただ飾っているだけではないのです。

  • 新規で文庫本サイズの写心集を4冊、ポートレート、日本の春、日本の秋、食べ物・建物、をご用意。
    持ち運びが楽でとても便利です。いい時代になったものです。

  • いつも通りに、人は人を呼ぶの原則発動。また、何かしら関連している人達も同じ時間にいらっしゃいました。
    本当に不思議です。

常連さん、新たな出会い、再会、と色々な出会いがありました。
本当に有り難うございました。

次はさらなる進化を見せ出来ればと思っております!
どうぞ楽しみに!



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