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写心職人、大原正也の19回目の写心展。

『魅惑の・・・』

私にとって縁のある三つの「魅惑の地」の
風景写真に魅入って下さい。
その三つの地はどこか?
現地にて是非ご確認下さい。

そして、優美な瀬戸内海の風景を見ながらの温浴、
瀬戸内海の絶景を見ながらのお茶やお食事をお楽しみ下さい。


座って正面にこんな景色を見ながらの食事なんて贅沢!


四人がけの席でも、もちろん、瀬戸内の景色を見渡せます。


眺望デッキがあるので、是非、そこからも景色を堪能して下さい。
2年半前に写心展をさせて頂いたホテル シーショア・リゾートさんより
更に高い位置にあるのがわかります。


秋の晴れた日にこんな景色を見られたら、得した気分!


時にはこんな幻想的な風景も。


今回の会場は、床がピカピカなので、
メインの展示物がこんな感じで床に反射しています。
これも是非、見て下さい!

「ついつい長居してしまう」「心地いい」「元気が出る」等々、色々な感想を頂いている写心展です。いつも以上に長居して、心地よくなって、元気になってお帰り下さい。

ポスター

神戸新聞10月6日付に掲載して頂きました。


10月31日に終了しました。
2回目となる、ホテルでの写心展。
前回(2014年6月)のホテルでの展示で思ったことを踏まえ、それを反映した形の展示となりました。
大きな空間で展示するって、やはり気持ちのいいものです。
写心展名は前回とは違いますが、コンセプトは同じです。
僕にとって縁のある3つの場所の写真を展示しました。
どういう写真を展示したか?どういう展示の仕方だったか?

あと、僕の写心展って、本当に「不思議」なことが起こります。
今回もええ!?!?というような、「奇跡」と言っていいようなことがいくつも起こりました。

どういう展示だったか、一体何が起こったか?
どうぞ、以下をご覧下さい。

今回も新たな出会い、再会に感謝です!

 

【個展会場写真集】

こんなに早く、ホテルで写心展が出来るとは思ってもいませんでした。
この写心展が実現したのは、4月の「イーグレひめじ」での写心展が切っ掛けでした。
この時、多くの方に見て頂けました。
色んな反応があったのですが、たまたま、新舞子の干潟の写真が多かったからか、それら写真に反応する方が多かったです。
新舞子ガーデンホテルで写心展をする切っ掛けを与えて下さった方もそのうちの一人。
僕に挨拶をして下さり、名刺交換。
お話を聞いていると、新舞子でホテルを経営されているとのこと。
地元ではとても有名な、新舞子荘という国民宿舎を買い上げ、改装し、2015年12月に新装オープンされたとのこと。それが、新舞子ガーデンホテルとのこと。
正直、そんなことはつゆ知らず...(苦笑)
もし興味があれば、そのホテルのロビーで展示会をしませんか?というお誘いでした。
その時点では、本当に展示会が出来るかはわかりませんでしたが、こんなに早く、また新舞子で写心展が出来るかもしれないなんて、嬉しく思いました。
出来るだけ早く、その新しくなったホテルを見てみたいし、ロビーがどういう感じなのか確認したかったのですが、個人的な事情でバタバタしていて、気が付けば1ヶ月以上経過してしまいました。
ようやく落ち着いたので、アポなしだけれど、覗きに行ってみようか、と思って、6月初旬に赴きました。
新舞子荘は名前こそ知っていましたが、僕は一度も入ったことがありませんでした。
以前の状態とは比較出来ませんが、中に入ったらすぐにわかります。
とても綺麗になっているというのが。
ホテルらしい内装です。
アポなしなので、とりあえずロビーや展示の仕方を見られればいいや、と思って、受付に声掛けしてから見て回りました。
その時展示されていたのが、墨絵だったのですが、会場を見る、というより、その墨絵に思わず見入ってしまった、というのが正直なところです。(苦笑)
ひと通り見終わってから、受付のスタッフと少し話をして、家に戻りました。

次の出来事が今回発生する「奇跡」の前兆だったのかもしれません...
その日の夜、一通のメールが届きました。
誰からだろう?と思って見てみると、昼間に行ったばかりの新舞子ガーデンホテルの支配人からでした。
すぐにメールだなんて、早い反応だなぁ、と思いました。
受付のスタッフから、僕のことを聞いたのでしょう。それで僕にメールしたのだと思いました。
でも、メール内容を見てみると、そんなことは一つも書かれていませんでした。
内容は、僕が春にお会いした方、その方は、このホテルの会長、から、以前、僕のことを聞いていたらしく、「ふと」僕のことを思い出したので、メールした次第、ということでした。
なんか出来すぎているような感じがして、念のために、そのメールをもらった昼間、僕はホテルを訪れていました、スタッフの方から僕のことを聞きませんでしたか?というような返信をしました。
返事は、スタッフの方からは聞いておらず、ただ思い出したのでメールをした、ということでした。
なんということでしょう!
数日ずれるならまだしも、同日中にこんなことが起こったのです。
専門用語で言えば、シンクロニシティーです!!(笑)
こんな不思議なこと、タイミングってあるんですねぇ...
これも何かの縁だ、と思って、すぐに支配人とお会いすることになり、あっという間にこの10月の写心展開催が決定しました。
これ以上書いても長くなるだけなので、ここまでにしますが、この写心展はこのような不思議な流れで実現したのです。
それでは、今回の写心展の様子をご覧ください。

ホテルの外観と金色に輝く看板。

入口の写心展案内板。

メインとなる壁の全景。

これが、今回の一番のメインの、「魅惑の新舞子」の壁。

左側が干潟。右側が梅。

右側の梅写真から。

色んな方からお話を聞いていると、御津の梅林って、こんなに綺麗に咲くの?とおっしゃり、驚いている方が結構いらっしゃいました。
見に行くタイミングによって違いますからね。
あと、僕の場合は、もちろん、いい写真しか出しませんし。(笑)

こういう撮影の仕方をしたからか、何人かの方から、まるで雪が積もっているみたい、という感想を頂きました。

背面のフレームは、和紙です。こういう飾り方にも感心されている方もいらっしゃいました。

今回のメイン写真の3枚。

中央は、梅林にある可愛い地蔵。
とにかく、これを大きくプリントして展示したかったのです。
新舞子に、そして、こういう広い会場に相応しい写真であり、サイズです。
A1サイズにすると、やはり迫力が出ます。
が、ホテルのような広い空間だと、大きいのに大きさを感じられないという、なんとも不思議な感じでした。
こういう会場だと、大きければ大きいほどいいでしょうね。
御津の梅林に行かれた方でも、こんな地蔵あったっけ?と言う方が結構いらっしゃいました。

右側の「夢幻(ゆめまぼろし)」は、今回も大好評、大反響でした!
左側の輝いている写真は、一般的な干潟写真。

右側は、水面に雲が写り込んでいます。
左側は、色んな鳥が「賑やか」に飛んでいます。

一般的な干潟写真は、その輝いているものがほとんど。
そういうものに見慣れているからか、ほとんどの人が、色んな干潟の写真を見たけれど、こういう写真は今まで見たことない、という感想を言って下さる方が多かったです。
それが狙いなので、こういう感想は本当に嬉しかったですね。

窓方面。
奥の窓際に、僕はいました。

お客様がいらっしゃらない時は、外の播磨灘を見て、なんとも「贅沢」な時間を過ごさせて頂きました。
正々堂々とホテルのロビーにずーっといられるってそうそうないですからね。(笑)

ここは、僕の生まれ育った場所、「魅惑の姫路城」のコーナー。

左は、春の姫路城と桜。真っ白な城とピンクの桜がとても爽やか。
右は、夕暮れ前の夏の姫路城。

左は、秋の姫路城。北側から。
右は、今年の1月に降った雪と北側の姫路城。

ここまでが、姫路城の四季ということで、各季節から1枚ずつ選び出したものでした。
背面の和紙の色は、季節に合わせています。
この和紙の色の使い方に気付いてくれた方がいらっしゃり、嬉しかったです。

右は、ホテルのスタッフにも好評だった、夏の雲の写真。

自己紹介文と、秋の雲。

こういう感じで雲を大きくフレームに入れて撮る人はそんなにいないので、新鮮な印象を与えたようでした。
最後の2枚は、季節ではありませんが、僕の好きな雲と絡めた写真にしました。

何人かの人に、この中に一つだけ、他とは異なる姫路城がある、という問題を出しましたが、姫路在住の人でもなかなか当てられませんでした。
というより、誰も当てられませんでした!
どれがそれか、ここでも秘密にしておきます。(笑)

この姫路城写真を飾ったフレームは、和紙フレーム。
これも今回とても好評でした。特に模様入りのものが。
この和紙フレーム、もっと突き詰めてみようかと思っています。


最後は、レストラン入口の壁。
ここは、僕をフォトグラファーとして育ててくれた、「魅惑のニュージーランド」のコーナー。

自己紹介文と羊のいる風景。

やはり、NZと言えば羊ということで、こういう写真に反応される方が多かったです。

今まで一度も出していなかった、「絵画のような」冬のLake Tekapo。

ずーっと秘蔵だった写真です。(笑)
今回、思い切って出しました。

花の写真は反応があります。
ルピナスとTekapoの善き羊飼いの教会。

窓からこんな景色が見られたらシリーズその1。
Lake Mathesonの朝の様子。
右と左は、違う朝の様子。

フレームが窓枠となっております。

秋も近いので、Lake Hayesの秋の風景。

これも初出展。Aucklandの町の様子と「一期一会の雲」。

これの夕焼けバージョンはよく出しましたが、その夕焼け前の風景です。

窓からこんな景色が見られたらシリーズその2。
Lake Tekapoの朝の様子。左が夏、右が冬です。

ロビー方面を見た時の様子。

今回の目玉!

床に綺麗に反射しています。
これは今までの写心展では一度も経験したことがなかったことです。
床が綺麗なのはもちろん、広さ(奥行き)もないとこうは見えませんからね。
これを見た時は、おお、と思いました。
新舞子荘の頃は、床は絨毯だったとのことで、このホテルになったから、こういうものが見られた、ということですね。

物販の机。

これが、今回の僕のお気に入り!

最初の週はこれはなかったのです。
あることが切っ掛けで、以前から作ってみたかった、写真時計を作ってみようと思って、作って飾りました。
これが思いの外いい感じで、時は流れているのに、「時を忘れて」この風景に見入ってしまいます。(笑)
この写真、実はボツ写真だったのです。
この写真も結構気に入っていたのですが、既にTekapoの写真を3枚選んでいたので、泣く泣くボツにしたのです。
でも、この時計のアイデアが出てきた時に、それが活かせるのはこの写真だ!ということで、敗者復活したのです。(笑)
ある意味、ボツにしておいてよかった、と思いました。
人間万事塞翁が馬、どこでどうなるかわかりませんね。(笑)
綺麗な青空と白い時計の針がとてもマッチしています。
シンプルすぎてか、意外とこれが時計だと気付かない人が多かったです。
文字盤がありませんしね。
それだけ違和感がなかった、ということでしょう。


以上が、展示した写真についてでした。

続いては、このホテルの目玉のご紹介。

レストランからは、播磨灘が一望できます。
そして、こうやって、正面にその風景が見られるのです!

こんな風景を見ながらの食事、更に美味しく感じられるでしょう!

眺望デッキがあり、そこからは気持ちのいい風景が!

晴れの日のここからの景色は、言葉通りの絶景でした。

男鹿島(たんがしま)。
この島は削られています。その土は、関空の埋め立てで使われたそうです。

海のキラキラが本当に綺麗です。

家島(左)と西島(右奥)。

こんな天気のいい時にヨット・クルージングなんて、羨ましい!
奥は、小豆島。

別の日ですが、こうやって雲が掛かっているのも雰囲気あります。

ある時、外を見ていて気付きました。
あれ?もしかして・・・と思って、支配人に確認してみると、やはりそうでした。

ここ、新舞子ガーデンホテルからは、見通しがいいと、なんと、淡路島の端っこと、四国の端っこが見えるのです!

左側の黒い影が淡路島。右側の黒い影が四国。

ということは・・・
鳴門大橋も見える?と思って、ある時撮影してみました。
が、写っていませんでした。
やはり橋は無理か?と思っていたのですが、別の日は更に見通しがよく、もしかして、と思って、改めて撮影。
すると・・・

コンデジで撮影したのであまり綺麗ではないですが、橋のようなものが見えるのがわかりますか?
肉眼では見えませんが、写真で撮ると、こうやって見えるのです!
どうやら、晴れていればいいという訳ではなく、前日に雨が降って、空気中の汚れが洗い落とされた次の日の方が見通しがいいようです。特に午前中。
その時であれば、こういう写真が撮れるかも?!

 

【思ったこと色々】

今回の写心展では、僕の写真群で癒され、播磨灘の絶景を堪能し、その風景を見ながらの食事を楽しみ、そして、お風呂に浸かってリフレッシュして頂ければ、と思っていました。
が、先述の通り、10月はあまり天気が良くなく、残念ながら、この4つ全てを堪能して頂けた方はそう多くはなかったです。
それでも、運良く、天気のいい日にいらっしゃり、これら4つ全て「フルコース」を堪能された方が2名いらっしゃいました。
有り難いことに、僕の常連さんと4月から知り合った方のお二人。
お二人とも、とても満足して帰られました。
お風呂は入られませんでしたが、食事までされて、3つを堪能した方が何人かいらっしゃいました。
曇りや雨が悪いわけではありませんが、出来ればこういう風景を毎日堪能して頂きたかったですね。
姫路から東は、海側には工場があり、自然な形の海岸線は見られません。
でも、この新舞子から西は、その自然な形の海岸線が見られるのです。
大事なポイントです。

では、思ったことを色々と。

  • 全般的には、やはり干潟の「変わった」写真、咲き誇る梅写真に大きな反響がありました。
    残念だったのが、「魅惑の姫路城」のコーナー。
    あそこだけ、スポットライトがなく、ちょっと見づらかったです。
    それを残念がる方が何人もいらっしゃいました。
    支配人にはその旨を伝えておいたので、いつの日か、あのコーナーにスポットライトが付くことを願っております。

  • 僕の写心展ではよくあるのですが、何も知らないで来て、僕の写真をご覧になり、お話しをさせて頂くと、NZに行ったことがある、という方が必ず何人かいらっしゃいます。
    今回もそういう方が何人もいらっしゃいました。
    隠れNZ訪問者は意外と多いのです!って、別に隠れる必要性はないのですが。(苦笑)

  • ホテルのお客様として、新舞子荘の時は何度か来たことがあったけれど、新しくなってからは初めて、という方が結構いらっしゃいました。
    中には、新しくなったこと自体、気付いていない方も。(笑)
    大々的に宣伝、告知していませんでしたからね。それは今も同じ。
    僕も知りませんでしたし。(笑)
    そういう方々が、僕の写心展のタイミングでいらっしゃるというのも、「一期一会」だと思います。

  • 見晴らしに関しては、高さがある分、シーショアよりこちらの方がいいです。
    ここ新舞子では、この2つのホテルが目立ちますが、いい感じで住み分け出来ていると思います。
    シーショアは、和食、洋食が楽しめ、結婚式場所としても有名。
    一方、この新舞子ガーデンホテルは、その風景の良さ、そして、お風呂です。
    お風呂に入りながら、この風景を堪能出来るって、本当に幸せ気分です。
    実際、この風呂を目的に来るお客様がかなりいらっしゃいました。
    もちろん、絶景を見ながらの食事もお勧めです。和食のみですが、美味しいですよ!

  • このホテルでは、法事関連の食事会がよく行われております。
    その中のお客様で、写真を見てくださる方が時々います。
    そういう方にも声掛けして、お話させて頂きます。
    とあるご夫婦ともう一人のお方が写真を見て下さり、お話させて頂きました。
    その時はただそれだけでした。
    それから2週間後。
    ホテルに電話があり、僕は何時までいるか?という問い合わせでした。
    来て下さるのだから、いらっしゃるまで待ちますよ、と答えました。
    到着されたのが、16時過ぎ。その時間ならまだ大丈夫でした。
    お話を伺うと、2週間毎に、この近辺にいらっしゃり、ある用事をされるそうです。
    次となると、11月。その時には僕の写心展は終わっています。
    ですので、なんとかしてこの日に、と思っていらして下さったのでした。
    どうしてそこまでして?と思ったのですが、さすがに聞けず、普通に会話をしていました。
    すると、僕の写真集「New Zealand Land of Clouds」を買って下さると言う。
    とても嬉しいことです。
    家に戻らないと、ということで、かなり駆け足の立ち寄りでした。
    結局、立ち寄って頂けた理由や写真集を買って下さった理由は聞けませんでした。
    僕の写真を見て、応援のつもりで買って下さったのかな、と思っています。
    本当に有り難いことです。

  • とある年配のおじいさん。
    声掛けしてみると、写真をされているとのこと。
    謙遜か何かわからないですが、いつも足元ばかり撮影している、と。
    なんであれ、写真歴は長いのでしょう。
    雰囲気からすると、このホテルのお客様ではなさそう。どうやってこの写心展を知ったのですか?と聞いたのですが、ある女性から聞いた、と。その人は、ハガキを持っていたとのこと。
    どうやら、その女性は、僕のDMを持っていたようです。
    となると、僕の常連さんかイーグレに来て頂けた方か?
    聞いてみましたが、よくわからないと言います。
    気になりますが、わからないのであれば仕方ないですね。(苦笑)
    どうやら僕の写真を気に入って下さったようで、でしたら、写心展がある時にお知らせしますので、住所を残していって下さいませんか?とお願いしました。
    が、いえいえ、と遠慮されました。
    ゴリ押ししても仕方ないので、お別れの挨拶をし、僕は別の方の対応。
    しばらくすると、そのおじいさん、また記帳台の方にいます。
    どうしたのだろう?と思って見ていると、こちらを見て、ここに名前を残していくよ、と言って、記帳して下さいました。
    僕の写真をまた見て下さって、気が変わったようです。(笑)
    うれしいですね。
    また別の会場で会えますように。

  • さあ、最初の方に書いた、「奇跡」について書いてみましょう!

    僕の写心展では、ほぼ毎回、え?こんなことってあるの?と驚くようなことが起こります。
    よって、少々のことでは驚かなくなりましたが、今回の写心展では、過去最高にビックリするというか、本当に「奇跡」と言ってもいいようなことがいくつも起こりました。
    それについて書いてみましょう。

    僕は、ちょっとでも写真を見て下さっている方には声掛けしています。
    あるご夫婦(と思ったのですが)に声掛けし、色々とお話していました。
    お二人は姫路の方ということで、僕はどこそこ出身ですよ、と言いますと、あら、私たちもその近くですよ、と。
    こういうのはよくあります。
    更に話を続けていると、僕は何々中学校出身です、ええ、私も。
    高校は何々です、私たちも!
    と、さすがにここまでのパターンはそうそうありません。(苦笑)
    同郷、僕にとっての大先輩となると、やはり話は弾みます!
    その場所ではその高校関係の話で盛り上がったのですが、お別れの時に名刺交換。
    こんなこともあるんだなぁ、と思って、椅子に座っていると、携帯が鳴りました。
    見たことない番号だ、と思いながら取ってみると、先程のご夫婦の奥様からでした。
    なんだろう?と思って話を聞いていると、あなた、家は何々町?と聞きます。ええ、そうですよ、と。やっぱり。実は昔、あなたの実家の「隣」に住んでいたのよ、と。
    えええええええええええ!!!!!!!!!!!!
    正直、ビックリしました。
    話をよく聞いてみると、どうやら僕が小さい時のこと。
    だから、そう言われてもすぐには思い出せなかったのですが、それでも、すごすぎます。
    彼女は、僕の小さい頃を覚えてくれていて、急に、僕のことを、正也君、と呼び始めました。(笑)
    過去、色んな人と会いましたが、こういう「再会」は初めてです。
    しかも、ウン十年ぶりの再会です。(笑)
    NZでは、姫路出身の人、その中でも、同じ町内に住んでいる人と会ったことがあり、それはそれですごかったのですが、何十年という時間を超えての再会というのは初めてでした。しかも、隣りに住んでいた人。
    その電話で思わず僕は、こんなところで再会なんて「奇跡」じゃないですか!と言ってしまったくらいです。(笑)
    興奮も冷めやらず、電話が終わって思い返してみました。
    こじつけかもしれませんが、確かに昔、そういう人がいたような・・・という、かすかな記憶が出てきました。
    なんであれ、この再会はすごすぎます。
    この日は、10月10日(月)の体育の日。
    基本は、土日は必ず現場にいる予定でしたが、祭日はどうしようか、と思っていました。
    何があるかわからないから、とりあえず行こう、と思って行ったのです。
    それが、この結果。
    もし、僕が祭日だから行かないでおこうと思っていたら・・・
    更に、そこで僕が声掛けしていなかったら、同郷だということはわからなかったし、ましてや同じ学校出身だという話にもなりませんでした。
    話では、新舞子ガーデンホテルになってからは初めての訪問とのこと。
    それが、このタイミング、というのもすごすぎます。
    別に、この日でなくて平日でも良かったし、もっと言えば、別の月でも良かった。
    と、こういう「たられば」を出すとキリがありませんが、どれか一つ欠けても、こういう再会にはならなかったのです。
    人の縁とは不思議なものだなぁ、と思わされました。
    余談ですが、男性の方の職業は、とても珍しいものでした。
    まず、普通ではその職業の人に出会うことはないでしょう。
    僕的により印象深くなったのは、少し前にその職業に関する本を読んでいたからです。これも「引き寄せ」?なんて思った次第。(笑)
    これもある意味、驚きでした。

  • 先述の、淡路島と四国の端が見えることがわかったことに関連して。
    だったら、一眼レフを持ってきて、改めて撮影してみよう、と思いました。
    なんとまぁ、そう思った途端、とある方が僕の写心展を見に来て下さるという連絡がありました。
    その日は僕の滞在日ではありませんでしたが、ホテルに出向きました。
    その日はとってもいい天気!
    ここまで綺麗に晴れたのも随分久しぶりです。
    ですので、一眼レフ持参。
    嬉しくなって、撮影しまくりました。(笑)
    それが、上記の播磨灘の写真群です。
    淡路島と四国の端を撮影しましたが、残念ながら、この日の写真には鳴門大橋は写っていませんでした。
    鳴門大橋は写せませんでしたが、淡路島と四国のことを知った途端、こういう撮影に恵まれたのですから、「引き寄せ」でしたね。(笑)

  • 残すところ後3日、という時に、僕の写心展の常連さんがお二人でいらっしゃいました。
    その内の一人の方は、東の方。
    だから、絶対に来られないだろう、と思ったのですが、ひょっこりお二人で現れたので、ビックリしました。
    常連さんに来て頂けるのって、本当に嬉しいですよ。
    そのお二人は、今日は、このホテルの「フルコース」を堪能しにいらしたようです。
    まずは、僕の写真を見て、その後は昼食。
    食事が終わる頃かな?と思って、レストランに行ってみると、何やらレストランのスタッフの人と話し込んでいます。
    僕の入るスキがなかったので、一旦戻りました。
    またしばらくして戻ってみると、そのスタッフの人はおらず、お二人との会話に入りました。
    なんとまぁ、驚きましたよ、その常連さんの話を聞いて。
    その話し込んでいたスタッフの方とその常連さん、知り合いだったのです!
    しかも、9年ぶりの再会だとか?!
    これを聞いて、僕もビックリ。
    だって、その常連さんは、その人がここで働いているなんて知らずに、僕の写心展に来ただけですから。
    いやはや、これも「奇跡」ですね!(笑)
    僕とは直接関係ないですが、僕の写心展が切っ掛けで再会したのですから、僕としても嬉しいです。
    もし、その方がここに来ていなかったら再会していなかったでしょうし、その日にそのスタッフの人がお休みだったら、もちろん、再会していなかったでしょう。
    色んな「たられば」が浮かびます。
    僕のウン十年振りの奇跡の再会に続いて、こんな再会があろうとは!
    食事の後は、絶景のお風呂を、二人だけの貸切状態で堪能されたようです。

  • その方達とお話を終えて、ロビーに戻りました。
    すると、見覚えのある方が、物販の机近くにいました。その方も常連さん!
    その方はかなり遠方の方。
    ほぼ毎回顔を出してくれるのですが、さすがにここ新舞子は無理だろう、と思っていたら、来て下さったのです。
    有り難いことです。
    なんでも、レンタカーして来て下さったとか。
    その方は写真もやるので、撮影場所も下調べして来て下さったようです。
    どういう理由であれ、来て下さったのは嬉しいです。
    これも面白い話ですが、先述の常連さんとこの常連さん、実は、僕の写心展で会ったことがあるのです!
    僕の方で、お互いのことを紹介してあげ、顔見知りになったのです。
    お風呂から上がってきた常連さんが、僕達のところに合流。
    どちらも覚えていたようで、こんな場所で再会するとは!という感じでした。
    写心展も残り日数わずかの時に、同じような時間に、以前会ったことがある人がここ新舞子で会う確率って??(笑)

  • 残り2日の日曜日のこと。
    とある女性が、DMを見てきて下さいました。
    イーグレで僕の写真を気に入って下さり、ようやく都合がついて来て下さったようです。
    写心展終わり間近であろうと何であろうと、来て頂けるのは嬉しいです。
    この女性、どうも僕と感性が似ているのか、僕の「思い」を汲み取ってくれます。僕の写真のポイントがわかっているようです。
    あと、嬉しかったのが、僕が写真につける題名について。
    あまり題名のことは言われないのですが、この方は、この題名の付け方いいね、とても合っている、と言って下さいました。
    題名もこだわっているので、嬉しい話です。
    その他にも、色々とお褒めの言葉を頂き、とても嬉しくなり、もっと言って下さい!状態でした。(笑)
    その方が記帳用紙を見て、あ、この方来て下さったのね、とおっしゃいました。
    誰のことかと思ったら、記帳のおじいさんでした。
    彼女とは写真仲間のようで、イーグレで僕の写真を見て気に入って下さった彼女が、この方なら気に入るだろう、ということで、この写心展のことを紹介して下さったようです。
    有り難いことです。
    縁ってこうやって繋がるのですね。
    更に、この時、別の女性の方もいらして下さいました。
    その方も僕のことを気にかけて下さっていたようで、嬉しかったです。
    この方もなんとまぁ、先程の女性と関連していて、イーグレで知り合った方でした。
    ここでも、関連性のある人が、ほぼ同じ時間に鉢合わせするということが起こりました。
    類は友を呼ぶというのとはちょっと違いますが、僕の写心展ではこうやって関連性のある人がほぼ同じ時間に居合わせる、ということがよくあります。
    面白いものです。

  • これは最終日のこと。
    とあるご夫婦が写真を見て下さっていました。
    奥様の方が、記帳用紙を見て、何々さん、来たんだ、とおっしゃりました。
    え?と僕。
    聞いてみると、その方とそのご夫婦は、以前近所に住んでいたとのこと。
    うーん、間接的に繋がりました。(笑)
    一体こういうのってどういうこと?って思います。

  • 以上が、「奇跡」の数々でした。
    ちょっとくどかったかもしれませんが、どれも事実です。
    皆さん、どう思われたでしょう?

    そもそものこの「不思議な」「奇跡的な」再会は、支配人のメールから始まったと言っていいと思います。
    支配人はふと思い出して僕にメールを出しました。たまたまその日の日中に、僕はホテルを訪れていました。
    この時のことが、この写心展の1ヶ月を「暗示」していたのではないかと思っています。

    1ヶ月の間にこんなにたくさん、「不思議な」「奇跡的な」再会があるなんて夢にも思いませんでした。
    不思議を通り越して、一体何なんだ?と思います。「気持ち悪い」くらいです。(笑)
    皆さん、1ヶ月の間にこういう経験を何度もしたことあります?
    ないでしょう?
    だから、余計に不思議に思うのです。
    でも、僕の写心展では、こういうことがよく起こります。今回は今まで以上にすごかったのですが...
    こういうこともあるから、写心展は止められない!(笑)


写心展そのものに関しては、色々と思うことがありました。
反省というより、もっとこうしたい、ああしたい、こういうアイデアが出てきました。
今回得たものを、次に活かしたい、更に進歩させたいと思いました。
きっとそれは出来ると思っています!
楽しみにお待ち下さい!!

来て下さった方、気に掛けて下さっていた方、本当に有り難うございました。

次回をどうぞ楽しみに!



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